総額主義の原則

貸借対照表の表示にはいくつかの原則があり、その原則を守って作成しなければいけません。

  1. 区分表示の原則
  2. 正常営業循環基準と一年基準
  3. 流動性配列法と固定性配列法
  4. 総額主義の原則

総額主義の原則とは

総額主義の原則とは、貸借対照表の資産・負債・純資産は総額によって表示しなければならないとする原則です。例えば、ある会社に貸付金150と借入金100があるとします。貸借対照表に借入金が表示されるのが嫌なので貸付金と借入金を相殺して、貸付金50(貸付金150-借入金100)だけを表示しようと思っても、それは認められません。このように相殺して表示すると、利害関係者が会社の財政状態の判断を見誤る恐れがあります。

貸付金150借入金100の会社と貸付金50だけの会社では見方が違います。総額表示であれば次のようなことを考えることができます。

借入金が表示されていると

「なぜ借入れをする必要があったのか」
「返済能力はあるのか」
「どの金融機関からどれだけ借りたのか」 など

貸付金が表示されていると

「誰に貸付けたのか」
「貸付基準は公正であったのか」
「なぜ貸付を行ったのか」
「回収可能性はどの程度か」 など

このように貸借対照表は利害関係者の判断を誤らせないようにするため総額主義の原則が採用されています。

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