将来、中小企業診断士試験の受験を考えています。ビジネス会計は中小企業診断士試験で役立つと聞きましたが本当でしょうか?簿記の方が役立ちそうな気がしますがビジネス会計の方が良いのでしょうか?
中小企業診断士試験対策ならビジネス会計がオススメ!
中小企業診断士試験の受験科目の中に「財務会計」という科目があります。ビジネス会計で勉強する項目のほとんど全てが中小企業診断士の試験範囲と考えて間違いありません。
中小企業診断士受験生の中にはビジネス会計を同時受験している人がいます。中小企業診断士試験の試験範囲は膨大です。そのため財務会計の講座時間が少なく、苦手科目とする人がとても多いです。そういう人がビジネス会計や簿記を受験しています。私は中小企業診断士試験の受験対策ということであれば簿記よりもビジネス会計をオススメします。
「簿記とビジネス会計の違い」でも説明していますが、簿記が日常の取引を記録して財務諸表を作成する知識を問う資格であるのに対し、ビジネス会計は出来上がった財務諸表を読み、分析する知識を問う資格です。中小企業診断士試験受験に必要な知識は後者です。財務諸表を読み、分析して改善案を提示するのが中小企業診断士の役割です。財務諸表を作成するのは税理士などの役割です。
税理士受験を考えているのであれば簿記が良いですが、中小企業診断士であればビジネス会計がオススメです。